【埼玉県小川町】「おひとりさま」のための終活ガイド(やなぎ社会福祉士事務所)
「おひとりさま」のための終活ガイド、「おひとりさま」はもう特別ではない
昔の当たり前であった家族制度は崩壊の一途を辿っています。家族いわゆる身寄りのない「おひとりさま」として生きることに不安を感じられる方もいるかもしれません。しかし、「おひとりさま」だからこそ、気ままに自由に、自分の望む生き方や最後の迎え方を、自分らしくデザインできるというメリットがあるのかもしれません。
実際に65歳以上の一人暮らしの方は年々増加しています。昭和55年には男性4.3%、女性11.2%でしたが、令和2年には男性15.0%、女性22.1%に上昇。令和32年には男性26.1%、女性29.3%に達すると推計されています。
「おひとりさま終活」に関する意識調査で、「一番不安に感じることは何?」という問いに対し、最も多かったのは以下の5つです。
・葬式などに係る金銭面がいくらかかるのか
・死後手続きや遺品整理など誰がしてくれるのか
・入院・入所時の身元保証人がいない問題
・孤立の寂しさ、孤独死への漠然とした不安
・何かあったときに話せる頼める託せる人の不在
そこで、「おひとりさまの不安を解消する鉄壁5大終活カテゴリ」を案内します。
1. 住まいの準備(住み替えで安全安心な終の棲家を選ぶこと)
2. お金の不足を補う(新しい働き方、お金を回す投資、既存支出の見直し)
3. 法的サポート(公正証書遺言、任意後見契約、死後事務委任契約)
4. 外出移動手段の確保(買い物・通院の付き添い、旅行のサポートも)
5. 旅立ちの準備(生前整理・遺品整理、葬儀、供養とお墓の手配)
先日相談に来られた「おひとりさまの方」は、100万円の生命保険に加入していました。実は自分が亡くなった時の葬儀代として、たった一人の身内である妹のために準備しているそうです。
しかし、葬儀代をはじめ様々な死後事務と言われる事は想像を絶する高額となります。下手をすると100万円では葬儀代だけで足がでるかもしれません。
またお金だけの問題ではなく、死後事務にかかる妹さんへの負担です。死後事務を集中的に行うには、仕事を1週間も休んだという話もあります。妹さんに迷惑をかけたくないのであれば100万円ではとても割に合いません。
私は生命保険を解約して生じた返戻金を頭金として死後事務委任契約を結んでおくことを提案しました。それにより葬式を含めて死後事務手続はすべてお任せできて、妹さんに負担をかけることはありません。
自分が亡くなった後に子供にお金を残したいなら生命保険に加入して後を託すことも一つの方法です。でも生命保険料が支払い可能であるなら、「おひとりさまが入るべき保険」は、終活サポート契約です。終活サポート契約は「おひとりさまにとっての安心保険」なのです。
ー終活ガイドでありながら俯瞰して話しますー
終活は別にやってもやらなくてもいいのです。仮に何も準備せずに、「おひとりさま」で死んだとしても、死んだ後のことなどわかりません。まあなんとかなってしまうものでしょう。
もし身内がいたなら死後事務を誰かがやってくれるかもしれません。残された遺族が訳が分からない死後事務に困惑している、自分のことで、てんやわんやするのを空から眺めて、大変だなーっと、まるで他人事のように考えている軽い人の方が、人生を自分らしく楽しく生きられたのかもと…ふと考えたりもします。
ー最後に死後事務委任契約を結ぶときに大切なことを言いますー
死んだ後のことはお空から確認できたとしても、実際に自分が契約した通りに実行してくれたかなんてわかりません。お一人様だった人が死後事務委任契約を結んでいたという事実さえ誰にも知られていないかもしれません。
生前に結んだ契約金を持って、とんずらする悪徳業者は現に存在します。だから信用のおける業者であって、死後事務委任内容を実際に履行したか検証できる仕組みを持つ第三者を確保している終活サポート業者と契約することが必要なのです。
でも最後は信じることです。この人に任せれば大丈夫だ。そんな方と繋がってください。
やなぎ社会福祉士事務所 代表 柳辰夫



