【埼玉県小川町】春にコミュニティカフェを始める理由(やなぎ社会福祉士事務所)
昨日はまるで春を思わせる陽気(気温16度)でした。春が来たと勘違いしたホトトギス(春告げ鳥)が「ぐぜり鳴き」を始めました。「ぐぜり」とは、若鳥がさえずりを学習する過程で鳴く不完全なさえずりのことです。まだよく鳴けなくて「ホーケ、ケッ、ケキョケキョ…」と練習していました。
私がコミュニティカフェを始める理由を考えてみました。ビジネス的には「ペルソナ」の設定です。「ペルソナ」とは、カフェを始める際に主にどのような方に向けたものであるか、その具体的な人物像を設定することです。
私の地域福祉活動のペルソナは「75歳のお一人様の高齢者」または「一人暮らしをしている親を心配する50代のお子さん」などです。
しかし、カフェのペルソナはとても幅広く細かく設定することはできません。ならば私はカフェで誰に何をしてどうなってもらいたいのか考えてみたところ…
カフェに来ていただくお客様にはたいへん失礼ですが、私がコミュニティカフェをやる理由は自分のためです。亡き母に喜んでもらいたいからです。母親の笑顔が見たいからです。
母親はいつもたくさんの人を自宅に招いて、おもてなしをして、みなさんに笑顔になってもらうのがとても好きでした。
春には「タケノコ掘り」「梅の収穫」です。訪れた母の友人知人は里山の春に感動して、春の味覚に舌鼓をうち、お土産もたくさん貰って、みなさん満面の笑みで帰って行きました。
母の戒名にも入っているもうすぐ梅香る暖かい春が訪れます。花が大好きだった母は、自宅の梅の花や山桜を見ること、裏山で採れた筍(初物)を食べるのを毎年楽しみにしていました。
私のコミュニティカフェには何もありませんが大自然があります。
青い空、木々の綠、そよぐ風、柔らかい陽射し、色とりどりの花、季節ごとの味覚…そしてみんなの笑顔。私は何にも代えがたい一番大切なものがここにはあると思っています。
どうぞ一度「終活を考える、地域交流コミュニティカフェ」へお越しください。みなさんのお越しをスタッフ一同心からお待ちしています。
私が今回挑戦するクラウドファンディングのページは2月末に公開されます。
そのトップページの画像は非常に重要です。パッと見た印象で「良いか悪いか、興味が湧くか湧かないか」、視覚から飛び込んできた情報で次のページへ読み進むか、離脱するかが瞬時に決まります。
私が選んだトップページの自宅周辺の写真は全くインパクトがありません。単なる自宅(コミュニティカフェ)周辺の写真です。だから、つまらないと去って行く人も多いでしょう。
でもあえて私がこの写真にしたのはお気に入りの写真だからです。
大自然の中の自宅(コミュニティカフェ)周辺の写真は、爽やかで清々しい里山の原風景です。昨年撮った写真ですが、梅や桜のつぼみが膨らみ、竹林はたけのこ堀りに来るお客さんを待ちわびて、まさに春を待つコミュニティカフェの全貌なのです。
クラウドファンディングによるコミュニティカフェ創設にご支援応援のほどよろしくお願いします。
母親が喜んでくれたらとても嬉しい。ぜったいに成功させるからね。
やなぎ社会福祉士事務所 代表 柳辰夫(終活ガイド)
