「つながりの健康が寿命を延ばす」死ぬ可能性が2倍から3倍も高くなっていた(やなぎ社会福祉士事務所)
【最近では科学的に証明されているようです】
どれほど身体が健康でも、いかに社会経済的ステータスが高くても、どんなにめちゃくちゃに喫煙や飲酒しても、運動の習慣や予防医療サービスの利用の有無にもかかわらず、人間関係やコミュニティとのつながりが乏しい男性は早く死亡する可能性が2倍も高かったのです。
これが元気な人はいつまでも元気、どんなに健康に気を遣っていても早く死ぬ人は死ぬ。病も同じではないでしょうか。病気になる人はなるしならない人はならない。この研究結果は根拠のない永遠のテーマに一矢を投じる興味深い記事なのでシェアさせていただきました。
孤立した女性の死亡リスクは、人とのつながりがある女性の3倍でした。驚くべき結果です。人との絆やつながりが欠けていると、他の健康習慣とは関わりなく、来る10年の間に死ぬ可能性が2倍から3倍も高くなることを意味していました。
<死ぬ可能性が2倍から3倍も高くなっていた…。健康的な人間関係は、医療や生活習慣以上に長寿を左右する。気鋭の研究者による研究最前線より>
ハーバード、スタンフォード、グーグルなどで研究する気鋭の研究者が最新の成果・データで解説した話題書『つながる技術 人生を豊かにしてくれる大切なこと』(日経BP/日本経済新聞出版)の第1章「『健康』の意味を 再定義する」より一部編集・抜粋を引用。
◇ ◇ ◇
「つながりの健康が寿命を延ばす」
実際、研究者たちの計算によれば、他の死亡因子と比べても、親しい人間関係の欠如は、常習的な喫煙、過度の飲酒、運動不足や肥満といった健康的な危険因子よりも、はるかに孤立は死亡リスクを高めるということです。
ギリシャのイカリア島、コスタリカのニコヤ、日本の沖縄など、100歳を超える長寿の人が多い地域のコミュニティでは、人々は家族を何よりも大切にし、日常的に支えてくれる人づきあいの輪に囲まれています。長生きするためには、豊かな人間関係を育むことが必要不可欠なのです。
丹念な分析によって、研究者たちは、「人との関係やつながりの強さと良好な健康状態や長寿には因果関係がある」という結論を得ました。
人は長く生きることだけでなく、幸せに生きたいと望むものです。単なる長生きではなく、健康で幸せに生きるのに役立つのが、つながりの健康です。
この記事では、最新の研究に基づき、健康寿命を延ばすために「つながり」が重要であることが示されています。特に、健康的な人間関係が医療や生活習慣以上に長寿に影響を与える可能性があるという点が注目されています。
孤立することが寿命を縮める要因になり得るのです。現代では社会的なつながりを強化する技術や方法を意図的に創る取り組みが必要不可欠であるとも研究で報告されているようです。
人との交流が健康維持にどのような影響を与えるか、興味深いですね。社会との関係を深めるために、あなたは何か実践していることはありますか?
𓈒𓂂𓂃◌𓈒𓐍𓈒𓈒𓂂𓂃◌𓈒𓐍𓈒𓈒𓂂𓂃◌𓈒𓐍𓈒𓈒𓂂𓂃◌𓈒𓐍𓈒𓈒𓂂𓂃◌𓈒𓐍𓈒𓈒𓂂
やなぎ社会福祉士事務所 代表 柳辰夫