【終活を50代から始めた方が良い理由】(やなぎ社会福祉士事務所)
終活を始めるときになくてはならないものは「気力と体力」です。終活は生活のありとあらゆることの整理をしなければなりません。頭がクリアで考えをまとめることができる判断力、何事も積極的にテキパキと動ける体力がなくてはできません。
「終活をした方がいいよ」と、お勧めして返ってくる言葉は…
・死を考えるなんて縁起でもない(古い昔の考えです)
・まだ早い(ならばいつなら早くないのですか)
・まだ死なない(ならばあなたはいつ死ぬ予定なのですか)
・何をしたらいいのかわからない(ただ面倒くさいだけではないですか)
・退職して暇になったら(先に延ばす方は一生やりません)
・終活のメリットがわからない(ならば終活ガイドに聞いてください)
50代から終活を始めることのメリットして5つの重要な理由があります。
- 1..健康状態の変化に備える
- 2.家族への負担を軽減
- 3.自分の人生を振り返る
- 4.財産の整理
- 5.自分の希望を明確にする
- 健康状態の変化に備える
50代になると、健康状態が変わりやすくなります。突然の病気や事故に備えて、自分の希望や意思を事前に明確にしておくことが大切です。 - 家族への負担を軽減
自分が亡くなった後や判断能力が低下した場合に、家族がスムーズに手続きを進められるようにするためです。エンディングノートを作成することで、家族への負担を軽減できます。 - 自分の人生を振り返る
終活を通じて、自分の人生を振り返り、これからの人生をより良く生きるための指針とすることができます。これにより、後悔のない人生を送る手助けとなります。 - 財産の整理
50代は、財産の整理を始めるのに適した時期です。不動産や預貯金、保険などの財産を整理し、相続に備えることが重要です。 - 自分の希望を明確にする
医療や介護、葬儀に関する自分の希望を明確にしておくことで、家族が迷わずに対応できるようになります。これにより、自分の意思が尊重されることが期待できます。
終活を始めることで、心の準備が整い、将来の漠然とした不安が薄れ、安心感を得ることができます。50代から始めることで、余裕を持って計画を立てることができるため、とにかく早ければ早い方がいいのです。ぜひ考えてみてください。
やなぎ社会福祉士事務所 代表 柳辰夫(終活ガイド)