社会福祉士として何のために活動するのか、「やなぎ社会福祉士事務所」が行う主に地域における社会福祉活動に関する考え方を述べます。(代表としての個人的な考えも含んでいます。)

第一義的目的ー社会への貢献・お互いさま精神

社会福祉活動の理念は、私の持っている知識(情報)・技術(スキル)・価値(ノウハウ)を社会に提供することだと思っています。そのことにより少しでもみなさんが幸せになるお手伝いができればといいなと思っています。今までの人生でいただいた恩をみなさんに少しでも還元してお役に立てたら幸いです。また、私自身も地域で生活する一員のひとりですので必ず地域のみなさんから恩恵を受けています。お互いさま精神でちょとした困りごとのお手伝いをさせていただきたいと思います。

第二義的目的ー仕事の対価として収入源

仕事の対価としての報酬は第二義的なものだと思っています。最初当分の間は、地域のちょっとしたお手伝いはすべて無償ボランティアで行っていくつもりです。私はまだまだ未熟なので、ボランティアを通してみなさんから勉強させていただくつもりです。ただ生活するためにはお金が必要です。将来的には、やなぎ社会福祉士事務所の主な安定的収入として、「高齢者等終身サポート」と「介護保険外サービス」、そして「成年後見人の受任」による報酬を考えています。また、やなぎ社会福祉士事務所の看板事業として行う「介護付き温泉旅行」による料金収入も考えています。当事務所の行うサービスを評価していただいて、その対価としてお金という報酬を頂ければ有り難い限りです。私は「福祉のプロ」としての自覚があります。プロとして質の高いサービスを提供して当然に報酬を頂くのが基本であることは言うまでもありません。

第三義的目的ー福祉のなんでも屋の最終到着地点

私の最終的な目標は、町で頼りになる「社会福祉のなんでも屋」になることです。やなぎ社会福祉士事務所が社会福祉のなんでも屋として認知された暁には、私の仕事は「新しい未来のアイデアの創造」にシフトして専念することが理想です。日々の仕事は専門的なスタッフやボランティアさんに任せようと思います。私は自由な時間を作って、色々な所に行ったり、色々な物や景色に触れて感動したり、沢山の人と会って話をして感銘を受けたり、そんな日々の中でふと湧いてくるアイデアを拾い集めて、新しいサービスや資源に落とし込んで社会に還元していきたいです。これはけして一方的な還元ではありません。私から価値を提供したときには必ず相手の方からの恩恵も受けます。それは昔でいうところのお互いさま(物々交換・お気づかい・義理と人情)が成り立つ世界だと思っています。


私たちが行っている活動すべては物々交換のうえに成り立っているともいえます。これからの時代は、生活面においてもビジネス面においても、お互いの知識(情報)や技術(スキル)や価値(ノウハウ)をお互いに提供し合い、切磋琢磨して社会の幸福実現のために役立てる時代です。私の活動がみなさまの幸福のための一助、きっかけになれば幸いです。

人と人との繋がり、人と社会との繋がり、支援を必要としている人と手を差し伸べられる人、両者を繋ぐ「虹の架け橋」になりたいと思っています。介護されている方と介護する方が笑顔で繋がれたなら、そこには未来に繋がる明るい虹が架かり始めています。

お互いが関心を持って、本音の心で語り合う、共に助け合い支え合う、福祉の名のもとに繋がる、笑顔の輪を拡げる…、この社会に暮らしているすべての人は繋がることができる、この世知辛い世の中でも繋がるべきだ、繋がって欲しい、心のどこかで…自分と心通う人とは…一人でもいいから…繋がっていたい…

自分が元気になることで地域が元気に。
地域が元気になることで社会が元気に。
社会が元気になることで日本が元気に。

昨日より今日が…、今日より明日が…。

「虹の架け橋🌈で地域共生社会を実現する」

私は必ずや社会が共に生きやすく一人ひとり人生が必ずや幸せになると確信しています。

そんな風景が現れたとき、私の夢である「笑顔あふれる社会にしたい」が、「今ここにある笑顔あふれる社会」になったと言える。

2021年4月1日

やなぎ社会福祉士事務所 代表 柳 辰夫